後悔しかない。

私の失敗した後悔した事を書いております。
面白半分覗いてみませんか。
エッセイ風に仕上げていきます。

第二話 退院

私のお見舞いには幼馴染の4人が一度きたきり
もちろん勉強には遅れていく一方でした。
退院して、久々の登校になる。


まず朝の朝礼後、職員室に呼ばれた。
不登校でなくて良かったと・・・


『ふざけるな』と心の中で叫んだ。


自分の内申ばかり気にする教師に
この時幻滅したのを覚えている。
この教師は私が三年生になった時に
問題を起こすことになる。


配布されたプリントは一度も配達される事が無く
担任が全て渡してくれた。
答えも何も記入していない白紙の紙。
授業ではもう終わった範囲のただの紙だ。


勉強があきらかに出遅れた。
塾に行けるお金もないから自分で勉強するしかなかったが
基礎の2週間を捨てた様な私には
テストに対応することなど到底不可能だった。


さらに、この事より重大な事件が起きていた。
友達のグループが既に出来上がっていた事だ。


元々習い事で野球をしていた子達は
他の学校の子とも顔を知っている様で
すぐに馴染めていた。
私は野球をしていない。
私が習っていたのは柔道。
しかも少し離れた隣町で習っていた事から
地元の同級生の知り合いはいなかった。


私はみんなから不登校と噂をされはじき出された存在。
名前すら知られてない状態でクラスに放り込まれた。
みんなからの白い目は尋常ではなかった・・・