後悔しかない。

私の失敗した後悔した事を書いております。
面白半分覗いてみませんか。
エッセイ風に仕上げていきます。

第十一話 議員になる

9月終わる頃・・・


クラス委員を決めるHRが行われた。
クラス委員は全部で4つ。


室長男女一名ずつ・議員男女一名ずつ
体育委員一名・文化委員一名


室長はクラスをまとめ同学年で何かを決める際に
同学年全クラスの室長が集まり話し合いをする。


議員は全学年で何かを決める際に
全学年全クラスの議員+生徒会長・副会長・書記
が集まり話し合いをする。


体育委員は主に体育祭の内容を決めるだけ
文化委員は主に文化祭の内容を決めるだけ


はっきり言ってこれがなかなか決まらない。
もうじゃんけんでいいのにって言うぐらい決まらない。


一年生の私たちは何をしたら良いか分からないものには
なりたがらないのだ。


室長はなんとなくノリの良い奴が男女一名ずつ推薦と言う
強制でならされていた・・・


他の二つも運動が得意な奴が体育委員
文化委員はどう決まったのか覚えていないが決まった。


しかし議員だけ決まらない。
この議員は他の学年と関わる事が多すぎるので
みんなやりたがらない。


めんどくさくなった女子。
この前話かけてくれた山田が私やるって言って立候補した。


やっともう少しで決まるー。
と、思っていたのだが
男子は本当に手を挙げない。決まらない。


なんでこうゆう時の男子のうるさい組は静かなんだ。
さっさと観念して立候補しろと思っていた矢先だ・・・


山田が事件を起こす。


『もう決まらないやん。私と議員やりたいやろ。』
席が近いだけのなぜか私を指さしている。


待て。ちょっと前まで怖いって言ってたのに。
心の中で思っても言えるわけはない。


えっ!待ってください。
みんなの視線が集まる。


最悪だ。
みんなからお前がやれと言う視線が集まった。
なんで。私はみんなと仲良くないのに
議員になったらみんなの前に立つことが増える。
絶対言う事なんて聞いてくれない。
これは絶対に回避しなければならない。
事件だ。重大事件だ・・・


押しに弱い私は強制的に議員にならされました。
山田最悪。嫌いな人間決定。


HRも終わり部活に行くかと思っていた時
山田が近づいて私に謝ってきた。


ごめんね。ああでもしないと決まりそうに無かったでしょ。
それにクラスに馴染めるチャンスやし本当は優しいから大丈夫。
みんな誤解してるだけだから一緒に頑張ろう。


そんなのは勝手に思ってるだけだ。
私はもう学校生活に嫌気がさして
おとなしく3年間過ごすと決めていたのに。
最悪だよ。


こんな感じで議員になった事で私の優しさが
他のクラスにどんどん知られていくことになる。


ただこの『優しい』は私を偽善者にしていく魔法の言葉。


そして山田の事を意識していく事になる日の始まり。