後悔しかない。

私の失敗した後悔した事を書いております。
面白半分覗いてみませんか。
エッセイ風に仕上げていきます。

第十六話 始まり

体育祭も終わり 議員会も無くなり、山田とは話す機会が減った。 しかしあの言葉がが忘れられないままでいた。 電話で言われたあの一言がずっと気になっている自分がいる。 何かを期待しているわけでもなく 私自身どうすれば良いのか分からなかったからだ。 話す機会は減ったものの 山田佐藤コンビでは割と話しかけてくれる。 時だけは過ぎ・・・ 12月に入り冬休みが近づいてきたある日。 電話だ。 山田からまた電話…

第十五話 突然の告白

電話が鳴った・・・・ 親が電話に出て私を呼ぶ。 女の子からやよって。 電話の相手は山田だった・・・ なんで打ち上げ来なかったの?? みんな結構盛り上がっていたのに 今回色々働いてくれたあんたがいないから 盛り下がったとこあったよって。 言われた。 カラオケとか苦手やから行っても別に楽しくないやろ。 それに、嫌われ者がいた方が盛り上がってなかったに。 と、言ったらめっちゃ怒られた。 誰もあんたの事…

第十四話 体育祭とテスト

体育祭本番 何も問題も起きる事無く終える事が出来た。 学年順位は2位・同学年クラス順位は2位。 両方と中途半端な結果となった。 議員会で揉めた全学年リレーも問題なく終わって ほっとしていた。 体育祭が終わる頃には私はクラスで言う中の中。 ちょうど真ん中にいたと思う。 うるさいわけでも無く 地味で全く話さないと言う感じでもない。 だからなのか男子うるさい組&地味組とも話が出来る。 女子もイケてる組…

第十三話 新人戦と体育祭準備・・・

体育祭前に部活の新人戦が開催。 バレーボール部男子はリーグ戦を行い 2チームが上位トーナメントに出場できる。 まあ何の事無く上位2チームには入る事がなく 一瞬で敗退。 15点マッチのサーブ権有り。 実際に弱いところはすぐに終わります。 バレーボール部女子は強い強い。 県大会ベスト4ですって。 天と地ぐらい差があります。 昔は男子も強くて有名みたいですが どんどん地に落ちていったみたいです。 そん…

第十二話 まさかの議員会

私が議員に決まった次の日の放課後 議員会と言う名の全学年の議員が集められ 自己紹介と体育祭の話し合いが行われた。 嫌いな山田と二人で議員会に参加する。 先輩ばっかりで萎縮しまくりの私。 席が全学年の同じクラス同士で座ると言う感じで決まっていた。 私は3組なので3年生と2年生の3組の先輩がいる席に座る。 その時だ。 久しぶり!部活どんな感じや? レギュラーおめでとう! って声を後ろから声をかけられ…

第十一話 議員になる

9月終わる頃・・・ クラス委員を決めるHRが行われた。 クラス委員は全部で4つ。 室長男女一名ずつ・議員男女一名ずつ 体育委員一名・文化委員一名 室長はクラスをまとめ同学年で何かを決める際に 同学年全クラスの室長が集まり話し合いをする。 議員は全学年で何かを決める際に 全学年全クラスの議員+生徒会長・副会長・書記 が集まり話し合いをする。 体育委員は主に体育祭の内容を決めるだけ 文化委員は主に文…

第十話 奇跡のカバン

もう学校に行くのも嫌になっていた私。 周りからの目が気になる。 みんなの目線に入らない様に休憩時間も トイレや廊下で一人で過ごす。 もう終わった。それしか頭になかった。 何も楽しくない。学校にいる意味もない。 そんな頃に私は高校生の姉からお古のカバンをもらった。 ちょっと可愛くて私は持って行く事が恥ずかしくて使っていなかった。 しかしこの日はいつも使っていたカバンの紐がちぎれて しょうがなくお古…

第九話 壮行会

夏休みを終えると2学期が始まる。 はっきり言って勉強はまだ追いつけておらず 夏休みの宿題も分かるわけなく課題も全くせずに 夏休みを終えた・・・ 私の通う学校は3学期制で成り立っている。 まず始業式の日には9月中旬に行われる新人戦の 壮行会が行われ部のレギュラーのみが 前に出て全校生徒の前で キャプテンが一言言うだけなのだが 一年生で選ばれるレギュラーは非常に少ない。 私は選ばれてしまったので前に…

第八話 過ぎる時

退院して早2ヶ月が過ぎた。 特に変わった事もなく時間だけが過ぎていく。 クラスには浮くことなく部活だけが楽しみで 毎日なんとか学校には通えていた。 7月には三年生の引退試合がある。 県内でも強い部活ではないので 勝っても一回だけだなと話を先輩はしていた。 予想より早く1回戦で敗退し先輩は引退した。 三年生の引退は私はショックでしたが まだ卒業したわけではないので 仲良く小さい先輩は話かけてくれて…

第七話 先輩って・・・

無事にバレーボールに入部をして はや一ヶ月が過ぎようとしていた。 それなりにクラスにも馴染めてきていた。 あの日下校時間に話した女子二人のおかげだ。 でも、やっぱり他人の目が気になる。 クラスには約4グループが出来上がっていた。 女子のイケてる組 地味組 男子のうるさい組 地味組 そこには入る気がせず 休み時間は基本的に一人だ。 ある意味地味組だろう。 別に本を読む事も勉強をすることもない。 ず…

第六話 バレーボール部

このバレーボール部が最後の体験。 部活に行くと女子バレーボール部の先輩達から 弟君だー!!バレーボール部入るのー? やはり姉の影響は凄い。 副キャプテンをしていただけの事はあった。 私は曖昧な返事して男子バレー部の練習に参加 やはりここでも筋トレとマラソン。 ボールに触れたのは三日目だけだった。 同じく体験入部していた同級生と仲良くなったのもあり 女子の先輩も話しかけてる。 普通にみんなが接して…

第五話 下校時間

私は三日間の水泳部の体験を 終えて帰ろうとしていた。 早く家に帰りかった。 女子ばっかりと部活で過ごした 私には男子からの目が気になって気になって 仕方がなかったからだ。 勝手に妄想は悪い方ばかりに膨らむ。 男子一人だけとか可哀想とかアホだと 陰口を叩かれているだろう。 被害妄想とは実に自分をダメにしていく。 足早に校門へ向かう。 しかし、声をかけられた。 先ほどの彼女からだ。 しかも、五人の女…

第四話 部活体験

第一希望 バスケ部 知り合いがいると言う理由 第二希望 水泳部  割と自信があった為 第三希望 バレーボール部 勧められたので バスケ部への部活体験が始まった はっきり言って、バスケ部は知り合いがいても 話かけて貰えると言う甘い希望なんて抱くのではなかった。 もちろん先輩も同級生も誰一人仲良くなる事なく 基礎体力作りと言う名の筋トレとマラソンで三日間終わった。 水泳部へ体験へ行った時に衝撃を受け…

第三話 部活見学

話せる子は少しずつだか、増えてはきていたが私はやはりグループに入ることが出来ていなかった。 話せると言っても知らない子とは挨拶ぐらい。 小学校の仲好しだった子の金魚のフン状態。 みんなの目が気になってしまう。 そんな五月の二週目・・・ 中学では強制的に部活に 入部しなければならない。 第一希望~第三希望までの部活を 三日間ずつお試しで回ることが出来る。 すでに野球はもともとしていた子達で 溢れか…

第二話 退院

私のお見舞いには幼馴染の4人が一度きたきり もちろん勉強には遅れていく一方でした。 退院して、久々の登校になる。 まず朝の朝礼後、職員室に呼ばれた。 不登校でなくて良かったと・・・ 『ふざけるな』と心の中で叫んだ。 自分の内申ばかり気にする教師に この時幻滅したのを覚えている。 この教師は私が三年生になった時に 問題を起こすことになる。 配布されたプリントは一度も配達される事が無く 担任が全て渡…

第一話 入学

小学校も無事に卒業し中学校に入学した。 地元の小学校5校からなる 全校生徒約300人の中学校。 同じ学年は大体名前と顔が一致する人数だ。 しかし、ここでまず問題が起きた・・・ 父の経営する会社が バブル崩壊の影響を受けても 細々とやっていたが 遂に倒産を余儀なくされた。 父と母の喧嘩が増え 私達家族は二千万円の借金をおった。 特に裕福もしたことなかったが 姉と弟の三兄弟の私達は もちろん学校で言…

自己紹介

大人になった。 学生時代の話を書いていこう。 小学校では中の中。 目立ちもせず中途半端な立場。 誰とでも別に話が出来 嫌われもせず いじめられる様な感じでも無かった。 そんな小学生時代だった。 問題はここから始まる失敗と後悔。 最悪な自分の作り方。