後悔しかない。

私の失敗した後悔した事を書いております。
面白半分覗いてみませんか。
エッセイ風に仕上げていきます。

第七話 先輩って・・・

無事にバレーボールに入部をして
はや一ヶ月が過ぎようとしていた。


それなりにクラスにも馴染めてきていた。
あの日下校時間に話した女子二人のおかげだ。


でも、やっぱり他人の目が気になる。
クラスには約4グループが出来上がっていた。
女子のイケてる組 地味組
男子のうるさい組 地味組
そこには入る気がせず
休み時間は基本的に一人だ。
ある意味地味組だろう。


別に本を読む事も勉強をすることもない。
ずっと周りの話し声や仕草を観察していた。
これが何かとおもしろい。
人の癖が凄い分かる。
人間観察がおもしろかった。


そんな中でも話せる女子二人は
もちろんイケてる組のメンバーで
ちょくちょくちょっかいをかけてきた。


好きな物や好きな事とか。
好きな音楽や昨日見たテレビ。
どーでも良いことばかり聞いてきてくれた。


このイケてる組もちろん女子ばっかりなのだが
ある機会から、このグループと仲良くなって
いく事になる。
それは席替えだ。
まさかの前と横がその女子になったのだ。
もちろん休み時間に女子が集まってくる。


そうなると私は移動する事もないので
イケてる組と一緒に話している時間が増えた。
多分この頃が一番楽しかったんだろう。


やはり話す機会が多くなると
分かることがたくさんある。
この子が苦手だとか無理矢理イケてる組に
いる感じがあるなーとか。
人間観察は思いの外役に立っていた。


だからこの時期は男子から大変嫌われて
いたと思う。
ただ嫌がらせをされなかったのは
バレー部の小さい先輩とよく話をしているのを
周りが見ていたからだ。


あの先輩恐いんでしょ!?
先生の事殴ったことあるみたいとか。
暴走族に入っているとか!?


そんな根も葉もない噂が一年生では
流れているのを知っていた。


確かに謹慎処分は何回かあったみたいだけど・・・


三年生の中でも一目置かれる存在だった。
それは三年生からは恐いではなくて
みんなに優しくて発言力があり
一目置かれる存在なのだ。
それを聞いたのは女子バレー部の先輩からだ。